例年２月に広島市の旧祇園町の４地区（祇園地区、原地区、長束地区、山本地区）の青少年育成協議会の主催で「祇園町青少年剣道大会」が開催されていますが、今年は新型コロナウィルスの影響で、まん延防止等重点措置の期間中であり、大会が中止となりました。
また、今年の２月に祇園武剣会の佐瀬先生が急病で亡くなられたこともあり、祇園武剣会の主催で、「祇園町青少年剣道大会の代替大会」と「佐瀬先生の追悼大会」を兼ねて、この大会が開催されることになりました。
令和4年4月24日（日）、広島市立祇園小学校体育館において、個人戦（初心者の部、小学1～2年の部、小学3～4年の部、小学5～6年の部、中学生の部）が行われました。
祇園東中学校３年生の修学旅行や剣道１級審査等の行事と重なったこともあり、参加人数はあまり多くありませんでしたが、緊迫した熱戦が数多く繰り広げられました。
試合の結果
初心者の部⇒入賞者なし（2名出場）
小学1～2年の部 ⇒ 入賞者なし（出場者なし）
小学3～4年の部 ⇒ 大川さん３位（出場者1名）
小学5～6年の部 ⇒ 入賞者なし（出場者4名）
中学生の部 ⇒ 東君３位、荒町さん３位（出場者2名）
※各カテゴリーの出場者は、令和3年度の学年を基準としています。
この大会を通して祇園町四道場の親交がより深まり、四道場が一堂に会して佐瀬先生を偲ぶことができたので、とても有意義な大会になったと思います。この大会を企画・開催・運営していただいた祇園武剣会の皆様方に感謝申し上げます。
また、生前の佐瀬先生は、大柄な体型を生かした力強くて豪快な剣風であり、親しみやすくて面倒見の良い指導者でした。祇園町青少年剣道大会でも審判主任を務められ、広島市の剣道の発展にも大きく貢献されました。昨年11月に剣道７段を取得されたばかりで、これから益々その卓越した指導力を存分に発揮していただくことが期待されていましたので、本当に残念でなりません。
佐瀬先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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